- 2019/12/25(水曜日)
- 2022/02/20(日曜日)
⑩【ジルコニア】という【合成宝石】は、ジルコンの合成石ですか?
Answer ジルコンとはまったく違うもので、「二酸化ジルコニウム」のことをいう商業名です。 正しくは『キュービック・ジルコニア Cubic zirconia』といいます。 天然の物が存在しない為、狭義には[人工結晶 artificial cryst […]
Answer ジルコンとはまったく違うもので、「二酸化ジルコニウム」のことをいう商業名です。 正しくは『キュービック・ジルコニア Cubic zirconia』といいます。 天然の物が存在しない為、狭義には[人工結晶 artificial cryst […]
Answer 溶錬水晶という名前で流通しているものは普通のガラスです。 人工の水晶(合成水晶のこと)ではなく人工のガラスです。 水晶を溶かす事はできますが、溶かして精製されたものは正式に『石英ガラス(シリカ・ガラス)』と呼んで、理化学用の高価なガラス […]
Answer 天然石の粉を、結合材を使って成形したものです。 この名称は宝石の代用品として作られているものを呼んだものですが、かなり不適切です。 海外では『リコンストラクテッド・ストーン reconstructed stones』と呼んで、トルコ石を […]
Answer 「サゲニティック」はインクルージョンを形容した名称で、日本では『針入り水晶』と呼んでいます。 サゲニティック sagenitic とは、細長い結晶を含んでいる場合にそれらを総合的に呼ぶ名称で『サゲニティック・クォーツ Sagenitic […]
Answer それは水晶の名前が広く知られているからです。 水晶はもっとも身近な宝石だからです。 鑑別書を見た人が、それが初めて聞く名前だった時、“これはどういう石、水晶の一種ですか。水晶とはどこが違うのですか?”と疑問に思う人が多いです。 この原因 […]
Answer 本来は1つのものに対して付けられた名前です。 宝石には流通名と鑑別名が一致しないものがあり、その中にはイメージだけでどんどん広がってしまう名前があるのが現状です。 鑑別ではほとんどの場合、国際的に承認された鉱物名称を使って表記しますが、 […]
Answer 全ての石ではないですが本当です。 濃い色の石では褪める事はそんなにありませんが色にムラがあったり淡い色のものは褪めやすいです。 クンツァイトやアメシストの中には、日の光に長い時間さらされ続けるとその色が無くなってしまうものがあります。 […]
Answer 綺麗なグリーンの色を見ていると、目が清々しくなってあらゆるものが見えてくる様な気がしてきます。 宝石にはその様に信じたくなる魅力がありますが実際にはありません。 1995年頃のことですが、巷でマイナス・イオンが話題になり、あれよあれよと […]
Answer 古い時代には20種類程度でしたが、今は世界中で美しい石が見つかって100種類以上はあると思われます。 皆様はミネラル・フェアや鉱物ショーに行かれた事はありますでしょうか。 100年前の人がその会場に紛れ込んだらきっと物凄く驚くと思います […]
Answer 結晶の形成に関与している原子とそこにもたらされる光、そして結晶の構造によって決まります。 宝石には“比類なく美しいこと”という要件があり、それぞれの宝石に独特の美しさが備わっています。 だからこそ宝石と言えるわけで、古来より多くの原石の […]