①ルビーとは
コランダムという鉱物の中で、赤色のコランダムをルビー、それ以外の色調のコランダムは全てサファイアと呼びます。
ルビーは情熱と愛情のしるしとして古来から珍重され、エメラルドと並び古くから愛好されてきました。
また、ルビーは、美しさ、耐久性、希少性という点でダイヤモンドに優るとも劣らない価格をもっており、特に良質なルビーの産出量は少なく、大粒の良質なルビーは希少価値をもっています。
②産地
ミャンマー(旧ビルマ)・・・純粋な赤色、またはやや紫がかった赤色の最良質ルビーが産出。
タイ・・・現在のルビーの主産地で、やや黒味を帯びた赤色ルビーが産出。
スリランカ・・・ピンク色に近い明るい赤色で、輝きの良いルビーが産出。
その他に、カンボジア、ベトナム、アフリカ(ケニア)などでも産出します。
③ルビーの品質
ルビーの色は、純粋な赤色から紫がかった赤色、帯黒赤色、ややオレンジがかった赤色のものまで多岐にわたります。
その中でも、燃えさかる炎のような彩やかな赤色で透明度が高く、てり(輝き)の良いルビーが最良質とされ、特にミャンマー産の最良質のルビーは非常に高価です。
④スタールビー
ルビーには6条の光を反射するスタールビーがあり、この場合はカボションカットに磨かれます。
スター効果(アステリズム)は、シルクインクルージョンと呼ばれるルチルの微細な針状結晶が3方向に多数密集して内包されると生まれます。
⑤硬度
コランダムのモース硬度は9で、ダイヤモンドに次ぐ硬さをもっています。
⑥ルビーとファッション
ルビーの最大の魅力のポイントは、何と言っても他の宝石にはない赤色で、小粒でもよく映えます。
女性にとって赤色は、最も「女性らしさ」を象徴する色であり、都会的なイメージを与える色でもあるようです。
ルビーをあしらったジュエリーは、青色や緑色といった赤色の反対色の服と合わせると存在感のあるコーディネートが楽しめます。
ルビーのリングには、青味のある赤色、または肌色に近い色合いのネイルカラーを合わせるとルビーの赤色がくすまず引き立ちます。
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