①ヒッティングまで
今回はタイトルを見てお分かりの通り、初海外です!!
場所はベトナムのハロン湾です。
ハロン湾と言えば、もやのなか1600もの奇岩が林立する奇観は息を呑むほど美しく、「竜が吐き出した無数の宝玉が島に姿を変えた」という伝説を生み出し、山水画を思わせる幻想的な景観から「海の桂林」の異名を持つベトナム随一の景勝地です。
1994年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されています。
なぜ、ハロン湾に行ったかと言いますと、会社の設立20周年の社員旅行だったからです。
コースはカンボジアとベトナムです。
カンボジアはカンボジアでもちろんアンコールワットです。
今までテレビでしか見たことがなかったのでそれはそれは予想以上に壮大な建築物で感動の嵐でした。
話を戻しまして、ハロン湾での釣りですが、何の釣りをしたかと言いますと、イカの夜釣りです。
ツアーのオプションに入っており、私、個人としてはかなり楽しみにしていました。
夕食が終わり、それではイカ釣りをする方は集まって下さい、とのことだったので船の甲板に行きます。
渡されたのは竿?の先端にルアーがついた糸を結んでいるだけの簡単なものでした。
この時から私は心の中で、ん?と疑問符が出始めていました。
エギングのエの字もない。。。
エギングは、元々、漁師がイカを獲るための道具の一種だった餌木をルアーフィッシング用に改良したものがエギであり、エギを使った釣りのことをエギングと言います。
ま、でもここでずっと釣りをされている方のおっしゃることなので、と思いながら説明を聞きます。
釣り方は海に落として上下に動かすのみ・・・
確かに餌釣りでもワームでも基本的には仕掛けを上下に動かして魚を誘うので、きっとそういうことをおっしゃってるのだと思い、釣り場へ移動します。
場所は船の乗降する時に陸へ橋渡しの役割をする1階部分です。
そこへ集魚灯を灯らせます。
ここでも、ん?という疑問符が出てきました。
他の船の集魚灯は遠くからでもギラギラと眩いほどの光を発しています。
こちらの船はというと、明るいことはもちろん明るいのですが、普通の部屋の明かりと同じくらいです。
そんな中、いざ釣りを開始です。
ところが、始める前から正直私は、これは釣れないな、と確信してしまいました。
理由は、表層の流れが驚くほど速く、先ほどのルアーが表層の流れに負けてピョンピョン跳ねているような状態です。
あちゃ~、やっぱり。。。
それでも何とか釣りたいと思い、船の角で水流が変わっているところがあったので少しでもルアーが潜るようにとそこへ投げ込んでみました。
ルアーはすぐに表層へあがってきてしまいます。
結果は予想通り、私を含め、全員坊主(釣果0匹)でした。
でも、釣りはダメでしたがカンボジアのアンコールワットやベトナムのハロン湾など、満喫できたのでとっても楽しい社員旅行でした。
②仕掛け
竿の先にルアーのついた糸を結んだモノ