【ジュエリーのつくり】パーツ・リングの構成/中石/脇石・貴金属製品の加工方法/手作り/キャスト

①貴金属製品の加工方法

手作り加工

個々の宝石に合ったデザインで、全てジュエリークラフトマンの手によって作り上げられるものです。

手間、時間、費用がかかるため、オーダーメイドジュエリーを制作する時などに用いられる方法です。

キャスト(ロスト・ワックス鋳造法)

高温で溶かした貴金属を、型の中に流し込み、固めてつくる製法です。

この製法の大きな特長は、原型と同じデザインが、一度に大量に制作できることで、リングをはじめ多くの貴金属ジュエリーに用いられています。

マシーン加工

主に量産品に用いられる方法です。

チェーンの自動鎖編みやプレス、また各デザインに合わせて平板状の貴金属の板を打ち抜くなど、様々です。

エレクトロフォーミング(電解鋳造法)

ジュエリーの原型にめっきを厚付けし、中空のジュエリーをつくります。

ボリューム感を保ちながら、軽量のジュエリーを製作することができます。

純金粘土

普通の粘土のように手で自由に形をつくり、乾燥させます。

その後2時間程度焼成して出来上がりです。

今までにないまったく新しい貴金属製品の加工法で、オリジナルジュエリーを作ることが出来ます。

なお素材には、純金のほかに、純銀、18金、純プラチナがあります。

②リングの構成

中石・・・製品の中心にくる最も大きな宝石のことで、センター・ストーン、メイン・ストーンとも呼ばれます。

脇石・・・中石の両脇に配した飾りの小形の宝石のことで、サイド・ストーンとも呼びます。

取り巻き・・・中石を取り巻くように配された小形の宝石のことで、ギャラリーとも呼びます。

爪、石座・・・リングにしっかりと宝石を留めるためにあります。

腰・・・石座と腕の間に「千本透かし」や「唐草透かし」などの透かしを施すことがあります。

腕・・・指にはめる部分を指します。腕のサイズ測定には「リングゲージ」や「サイズ棒」を利用します。

主な腕の種類・・・V字腕、一本腕、割り腕、だき合わせ

③ジュエリーパーツ

シャトン、バチカン、ヒキワ、プレート、丸カン、クラスプ、ピアス

  

④石留め

石留めの本来の目的は、宝石をしっかりリングなどにセットすることですが、同時に石の美しさを引き出すデザインであることが大切です。

石留めには「爪留め」「彫留め」などがあります。

爪留め・・・爪を使って留めるもの

彫り留め・・・石を枠に埋め込んで留めるもの

⑤貴金属のテクスチャー

テクスチャーとは、貴金属の表面を加工することです。

表面を加工することによって、貴金属ジュエリーに立体感が生まれ、印象深いジュエリーとなります。

梨地・・・貴金属の表面に細かく小傷をつけて、くもった感じに仕上げます。

「つや消し」とも呼びます。

溶かし・・・地金の表面がトロッと溶けた感じに仕上げるもので、暖かい感じの貴金属ジュエリーとなります。

すじ目・・・一定方向に細かい線を入れるもので、立体感のあるジュエリーに仕上がります。

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