【金属アレルギー】ピアスはアレルギーが起こりやすく最近はチタンが多い【症状】湿疹・かぶれ・皮膚炎

ここ数年アレルギー問題が激増していますが、その中でもアクセサリーによる金属アレルギーは食物に次いで多く発生しています。

①原因

アクセサリー内部の金属成分が何らかの理由によって溶け出し、それが汗などでふやけた皮膚の角質層から体内に入ることにより、金属アレルギーを起こります。

極端に金性が悪いアクセサリーや使用によって金めっきが摩耗したり傷がついたアクセサリーは、汗などによって成分が溶け出しやすくなっています。

②アレルギーを起こしやすい金属

水銀、ニッケル、コバルト、クローム

③症状

金属が接触しているところ、また場合によっては、接触部以外にも湿疹やかぶれ、皮膚炎を起こします。

皮膚に異常が生じたら、直ちに金属をはずし、専門医の診断を受けましょう。

④イヤーピアスと金属アレルギー

ジュエリーの中でも、耳たぶに穴をあけ、そこに金属の軸を通して装着するイヤーピアスは、特に金属アレルギーが起こりやすいアイテムです。

そのため最近では、金属アレルギーを起こしにくいと言われている、チタンを使用した製品などが多くなっています。

⑤アクセサリー類のアレルギー対策

アクセサリーアイテムの中では、地肌に直接触れることのないブローチが安全でしょう。

この場合、ブローチのピンが肌に触れないように気をつけましょう。

またネックレスやペンダントは、首元にぴったりくるものは避け、長めのものを選びます。

長いものであれば、衿のついたブラウスやスタンドカラーのジャケットの上からつけることができ、肌に直接触れることはありません。

腕時計は、洋服の袖の上からつけるなどの方法もありますが、夏場など半袖の時は懐中時計などを使うのもおしゃれです。

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