ジュエリーには、希少性が高く、耐蝕性に優れている貴金属として、金、銀、プラチナ、パラジウムの4種が使われます。
金属には他の金属と混ぜ合わせると強度や硬度が高まる性質があるため、通常は別の金属(割金=わりがね)と混ぜて使用します。
純金や純銀では軟らかく宝石を支える爪には不十分な場合があるので、他の金属を添加して硬い合金とします。
また金では、混ぜる割金を選ぶことで、希望の色調をつくり出したりもします。
貴金属の品位(純度)
貴金属の品位は、1000分率で表示します。
またそれぞれの貴金属には基準とする品位区分がいくつかあります。
※1000分率の表示は、プラチナが1000分の900で割金が1000分の100であれば、「Pt900」となり、金が1000分の750で割金が1000分の250であれば「Au750」となります。
金だけは24分率でも表示します。純金を24金とするので、金が18/24で割金が6/24の比率は「Au750」と同じ品位で、18金となります。
(K18、18Kとも表示し、KはKARAT=カラットの「K」ですが、宝石の重さの単位のカラット=caratとは別のものです)
造幣局の品位(純度)証明
貴金属の品位については国により独自の証明方法がありますが、日本では造幣局が公的な第三者として、依頼に応じて試験し、合格したものの品位を証明しています。
通称「ホールマーク」という証明記号を刻印します。
これは任意の制度であり、メーカーや販売業者が責任をもって品位を表示している場合も多いです。
※品位1000は999に表示変更(2012年4月より)
造幣局では2012年4月より貴金属合金の品位を定める国際標準規格及び日本工業規格に従った新しい品位表示を実施し、それ以前に受付した製品の品位「999」は、「1000」と表示されていたものを貴金属の品位の下限である「999」を表示することとしたもので、純度は同じです。
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