Q1
宝石は硬いはずなのに、割れることがあるって本当?
A1.通常の使用方法で宝石が割れることはまずありませんが、何かにぶつけるなどで宝石の一番割れやすい方向に強い力が加わると、割れたり欠けたりする場合があります。
宝石の種類による特徴を知った上で、ていねいに扱いましょう。
Q2
宝石がはずれることはある?
A2.宝石を留めている爪が、摩耗して弱くなったり、力が加わって変形したりすると宝石がはずれることがあります。
日常よく使うジュエリーは、購入した販売店で半年から1年毎に点検することをお勧めします。
Q3
ジュエリーを身に着ける時の注意点は何ですか?
A3.宝石のついたジュエリーは、衝撃、熱いお湯、洗剤、果汁などの影響を受ける場合があるので、家事の時ははずしてください。
また、化粧品の影響や着替えの際の衣類への引っ掛けを防ぐために、ジュエリーは身支度の最後に着け、はずす時は最初にはずしてください。
Q4
超音波洗浄をする時の注意点は何ですか?
A4.貴金属だけのジュエリーにはほぼ問題なく効果がありますが、宝石によってはその特質上欠けたり割れたり、美しさが損なわれることがあります。
洗浄については、信頼のおける販売店でご相談の上ご利用ください。
Q5
真珠の取り扱い方を教えて。
A5.真珠は貝によってつくられた生物起源の宝石なので、汗や酸・アルカリに冒されやすいという性質をもっています。
着けたままで入浴したり、化粧品などが付着しないよう気をつけ、使用後は柔らかい布で拭いていただくことをお勧めします。
Q6
ジュエリーで凍傷や火傷になることがると聞いたことがありますが本当ですか。
A6.貴金属は熱伝導率が良いため、例えばピアスを着けたままスキーをすることや、ネックレス、指輪、ピアスを着けたままサウナに入ることは、凍傷や火傷の原因となりますので避けてください。
Q7
貴金属が黒ずむのはなぜですか?
A7.貴金属が変色する原因として最も多いのが温泉によるもので、特にシルバー製品の場合、硫黄分は厳禁です。
その他、化粧品、薬品、塩素系の洗剤によっても変色が起こります。
また割金(銀や銅など)やろう材(接合用の合金)が変色することもあります。
Q8
金属アレルギーって何ですか?
A8.汗や体液によって微量に溶けた金属が体のたんぱく質と作用して本来のたんぱく質と違う形になるときに、体がこれを拒絶し「かぶれ」や「炎症」を引き起こすことがあります。
体質によってなる人とならない人がいますが、万が一金属アレルギー(アレルギー性接触皮膚炎)の症状を起こした人は直ぐに使用を中止し、専門医に相談してください。
Q9
指輪のサイズが合わなくなった気がします。
A9.人間の指の太さは季節や気候、また朝と夜でも微妙に変化しているもので、場合によっては2サイズほど異なることがあります。
しばらくの間は様子を見てから、購入した販売店に相談してください。
Q10
ジュエリーを保管する時にはどうしたら良いですか?
A10.着けた後は柔らかい布で拭いてジュエリー専用ボックスなどに保管するようにしてください。
その際、ジュエリー同士が重なり合って傷が付かないようにご注意ください。
Q11
鑑定書、鑑別書とは?
A11.鑑定書といわれるものは、ダイヤモンドのグレーディングレポートのことで、ダイヤモンドの特徴(4Cなど)を表したものです。
また、鑑別書は宝石の種類(天然か人工生産物か)、宝石の処理の方法を検査した報告書です。
どちらも評価、査定、保証などをしているものではありません。
Q12
保証書、販売証明書とは何ですか?
A12.保証書とは販売した商品の素材や種類を明示し、保証内容やアフターサービスなどを記載したもので、販売店によってその内容は変わります。
販売証明書とは販売した商品の素材や種類を明示して、アフターサービスなどに利用するものです。
これらは販売者の販売責任を明確にするものです。
Q13
どんなお店が信頼できるのでしょうか。
A13.販売員がきちんとした対応で十分な商品説明や責任をもったアフターケアを行う店で、不当な二重価格表示をしていない店です。
また、鑑別書や鑑定書のみに頼らずに、販売者の責任でジュエリーを販売している店です。
Q14
海外で買う時にはどういうことに注意すればいいですか。
A14.その土地の特産品やデザインの優れたものを求めるのは楽しいことですが、「安いから」の理由で買うことはお勧めできません。
宝石、貴金属は国際商品で素材そのものに価格差はないからです。
また、国によってはゴールドの含有率が表示と違うことがあったり、指輪のサイズ直しなどのアフターケアができない場合があります。
Q15
買ってきた宝石がお店で見たものとは違うような気がするのですが。
A15.宝石は光によって見え方が異なります。
宝石店の強いスポットライトは宝石をより美しく引き立たせるので、屋外や家庭の光で美しさが失われるように見えることがあります。
購入時には、例えば自然光に当ててよく確認してみることが大切です。
Q16
貴金属に換金性はあるのですか。
A16.貴金属には純度と重量に応じて換金性がありますが、デザイン、加工費、流通経費は通常、換金の際に価値として評価されません。
利用する場合は、信頼のおける貴金属取扱店で、買取りに関する詳しい説明を受けることをお勧めします。
Q17
注意が必要な販売方法は?
A17.残念ながらごく一部では二重価格で大幅割引を表示したり、売値で買い戻す保証をしたり、あるいは恋人のような接近の仕方で契約までもっていく悪質なケースなどが行われているのも事実です。
強引なアポイントメントセールスやキャッチセールスなどにも注意が必要です。
Q18
通信販売で注意することは何ですか?
A18.通信販売ではテレビ画面やインターネットの画像、カタログの写真などで見た印象と実物が違う場合があります。
商品の詳細、販売店の保証、返品の可否、支払い方法などをよく確かめることが必要です。
Q19
刻印とは?
A19.刻印とは、メーカーや販売業者が販売するジュエリーに、貴金属の種類と品位や自社の商標などを表示することです。
造幣局の品位証明もありますが、通常、メーカーや販売業者が責任をもって品位を表示しています。
日本では指輪の内側やブローチの裏側に打たれることが多いですが、海外のジュエリーではその国の品位証明などが表側に打たれることもあります。
Q20
誕生石っていつからあるのですか。
A20.身に着けていると幸せが訪れるとして、誕生月にあてて決められた宝石で、古くは旧約聖書にも似たものがありますが、1912年にアメリカの宝石業界が決めたものが一般に普及しました。
国によって宝石の選び方に若干の違いがあります。
Q21
ジュエリーコーディネーターって何ですか?
A21.一般社団法人日本ジュエリー協会(JJA)が実施している「ジュエリーコーディネーター検定試験」に合格し、登録された人の資格の呼称です。
この検定試験は1997年より毎年実施され、ジュエリー商品や販売の知識、またお客様がジュエリーを購入する際に適切なアドバイスが出来るコーディネート能力をテストします。
詳細についてはJJAのホームページかJJAが発行しているジュエリーコーディネーターテキストをご覧ください。
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