マチネの終わりに
今日(0時を回ってるので正確には昨日ですが)『マチネの終わりに』を観てきました。
考察
いやぁ~、久しぶりに胸の奥にズシッと、グサッとくる本当に良い映画でした。
ん~、大人の映画でしたね。
本当に良かったです。
まず、石田ゆり子さんがめちゃくちゃ綺麗でした。
そして福山雅治さんもこれまためちゃくちゃカッコよかったです。
「結婚した相手は、人生最愛の人ですか?」この問いの答えは人それぞれだと思います。
空港のバスターミナルでのすれ違い、、、蒔野からさよならのメールが来た時、あの時、何で洋子は何が何でも直接話して理由を聞こうとしなかったのか、、、もし、それができていたら・・・
でもそう考えるのは私がまだ二人の年齢ではないからかもしれません。
それぞれに色んな経験を積んだ大人の二人だからこそ、熱い想いを抑えることができ、敢えてその言葉を送ってきた相手をおもんばかるからこそ、時間をかけて気持ちの整理を無理やりにでもつけたのかもしれません。
物語は進み、二人はそれぞれ別のパートナーと結婚し子供も生まれます。
そのまますれ違ったままだなんて・・・
そしてバスターミナルでのすれ違いを画策した蒔野の奥さんが二人に真実を打ち明ける時、二人の複雑すぎる心情の表情が本当にやりきれず切なかったです。
さらに物語は進み、蒔野は数年振りにコンサートの舞台で演奏します。
そんな中、一番聞いてほしいかった洋子が目に入ります。
元々の演目を変え、洋子のためだけに思い出の曲を弾きます。
洋子はそれに気づき、涙を流します。
二人の気持ちが再び通じた瞬間です。
そしてコンサートが終わったセントラルパークで。
ついにその時が来ます。
あの時、当然、会えるはずだった二人、すれ違ってしまってどうしても会いたかったはずの想い、真実を知りやりきれない想いに胸が張り裂けそうになった二人が出会います。
小さな池の端と端で。
ラストシーン。
蒔野と洋子はお互いの存在を確認し、溢れる想いを爆発させ、、、
ここからは想像とそうであってほしいという希望ですが、思いっきり抱き合っていてほしいと思いました。
ですが、もしかしたらですが洋子が踵をかえして、今さら会えない、という言葉を残して振りむいてしまう直前だったようにも見えました。
ご覧になられた方はどう思われましたか。
是非、映画をご覧になられた感想をお聞かせ頂ければと思います。
興奮冷めやらぬままの文章をお詫びします。