YEAR

2020年

  • 2020/04/29(水曜日)
  • 2022/02/23(水曜日)

㊳【コモン・オパール】はどんな【オパール】ですか?

Answer コモンは虹色に煌かないオパールを区別して呼ぶ名前です。 虹色に煌かないのは、その内部に特殊な構造が備わっていないからで、備わっていれば通常見慣れたブラックオパールやホワイトオパールになります。 現在ではオパールという名前は普通に使われて […]

  • 2020/04/28(火曜日)
  • 2022/02/23(水曜日)

㊲なぜ【インカ・ローズ】と言うのですか?

Answer カット石の表面に現れた模様がバラの花の様に見えたからです。 「インカ・ローズ Inca rose」という名前は、『ロードクロサイト Rhodochrosite(菱マンガン鉱)』の特定の模様に対して付けられた宝石名称です。 “インカの薔薇 […]

  • 2020/04/27(月曜日)
  • 2022/02/23(水曜日)

㊱【インド・ルビー】はどうして【赤くない】のですか?

Answer ルビーの名前借りをしているからです。 宝石の中には“名前借り”というものがあります。 より高等な名前を付けて流通させるためです。 フォールス・ネーム(偽の名前)という事です。 「インド・ルビー」という商品のすべてがそうだということではあ […]

  • 2020/04/26(日曜日)
  • 2022/02/23(水曜日)

㉟【インジゴライト】は色々な【青い色】がある様です。どの青が本当の色ですか?

Answer 日本でいう藍色に限定されるトルマリンのことです。 青は青でも独特の重厚な青い色のトルマリンをその名前で呼んでいます。 『インジゴライト Indigolite』という名前は、ブラジル産の特別なブルーのトルマリンに対して初めて付けられました […]

  • 2020/04/25(土曜日)
  • 2022/02/23(水曜日)

㉞【アンブロイド】と呼ばれる【琥珀】がありますが、どこで採れる琥珀ですか?

Answer 自然に産出された琥珀ではなく、琥珀業者が琥珀粒を成形した製品を呼ぶ特殊な名前です。 よく見ると、集められた琥珀粒の境目が見えます。 琥珀は180℃位にまで加熱していくと軟化するので、その性質を利用して、琥珀の粒を集めて一つの塊にまとめた […]

  • 2020/04/24(金曜日)
  • 2022/02/23(水曜日)

㉝【琥珀】と【コーパル】はそっくりで区別がつきません。どこが違うのですか?

Answer 名称の語源が違い、質も違います。 コーパルは琥珀よりも色が淡い傾向にありますが、目では完全に分けきれません。 『琥珀 Amberアンバー』は主に松柏類の植物が分泌した樹液(樹脂)が、およそ3,000万年以上という長い時間をかけて固化した […]

  • 2020/04/22(水曜日)
  • 2022/02/23(水曜日)

㉜【ラピス・ラズリ】のブレスレットが【白く】なってきた様に思います【染めて】あったのでしょうか?

Answer おそらく変質した結果だと考えられます。 美しいブレスレットも原石の良質の部分を選んでカットされています。 白い部分は大理石ですが、ブルーの綺麗な石でも、顕微鏡で拡大して見ると白い部分が点在しているのが見えてきます。 『ラピス・ラズリ L […]

  • 2020/04/21(火曜日)
  • 2022/02/23(水曜日)

㉛【加工処理】されていない【トルコ石】はありますか?

Answer あることはありますが、かなり少ないです。 トルコ石という宝石は処理をされていない事が価値の基準ではありません。 本来の質そのものが重要です。 トルコ石は地下水の中に銅とアルミナと燐が溶け込む事により形成が始まります。 多くは砂漠の様な場 […]

  • 2020/04/20(月曜日)
  • 2022/02/23(水曜日)

㉚【放射線】で【着色】した宝石は放射能を持たないのですか?

Answer 照射処理をした石のすべてが放射能を持つわけではありません。 放射線の種類と特質を知る事が大切です。 鑑別の現場では宝石の着色のシステムを知った上で科学的に検査を行っています。 宝石に対して行う処理の中で、放射線を照射するのもその一つです […]

  • 2020/04/19(日曜日)
  • 2022/02/23(水曜日)

㉙【アゲート】は【着色】されて美しい色になっていると言われますが、【天然】の色はないのですか?

Answer 着色していないアゲートはかなり多く流通しています。 今ではむしろその方が多いくらいです。 簡単な識別のポイント:複雑で微妙な多くの色の繰り返しを、人為で着色することは難しいです。 自然の芸術には人智はとうてい及ばないと思います。 アゲー […]

>パライバトルマリン

パライバトルマリン

世界三大希少石の一つ【パライバ・トルマリン】はどうしてあんなに【高価】なのですか?

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